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ミラタップ(旧サンワカンパニー)でリフォーム・リノベーション

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【費用相場や施工例まとめ】

エクステリアリフォームの費用相場

一口にエクステリアのリフォームといっても、改修する場所や方法によってさまざまです。単にきれいにしたいというだけではなく、どこを変えたいのか、どのように変えたら目的を達成できるのか具体的にイメージできれば予算を適切に配分できるようになるだけではなく、施工業者様へのご依頼もスムーズになります。
同じ場所のリフォームでも予算によって施工方法は変わってきます。場所別・予算別にそれぞれどのようなことができるのか見ていきましょう。

【場所別】エクステリアリフォームの費用相場

ブロック塀の解体…5,000円~10,000円/m2

ブロック塀については、地震による倒壊防止対策として補助金が出る場合があります。
補助金制度の対象となるのは、ブロック塀に対する調査費・撤去費・改修費など。
補助金額は1平方メートルあたり20,000円(上限50万円)など自治体によって異なりますので、自身の自治体のホームページなどを確認してみましょう。記事後半の「エクステリアのリフォームで活用できる補助金」をご参照ください。

ブロック塀やフェンスの新設…10,000円~30,000円/m2

塀やフェンスの素材、種類によって金額は変わります。実際はフェンスが倒れないよう地面や既存のブロックに支柱を固定する必要があります。

門~玄関アプローチ…30万円~50万円程度

道路から玄関までのアプローチはお客様をお迎えする花道であると同時に、毎日出入りする通路でもあります。工事内容としては門柱、郵便受け、植栽、アプローチ、足元を照らす照明などのほか、アプローチの途中に階段やスロープを設置することも考えられますが、素材やデザイン、距離や面積によって金額は変わってきます。

段差解消(スロープ設置)…30万円~50万円程度/手すり設置…10万円~20万円程度

ご高齢の方や小さいお子様がお住まいの場合、段差を解消して安全に移動できるようスロープや手すりを設置して、車いすやベビーカーでの移動を楽にすることができます。介護や高齢者の安全のためのリフォームには自治体が補助金を交付している場合があります。記事後半の 「エクステリアのリフォームで活用できる補助金」をご参照ください。

駐車場整備…20万円~50万円程度/カーポート設置…30万円~60万円程度

駐車場の床面に何を用いるかによって工事費が変わってきます。土のままや砂利、コンクリート、タイルなどが考えられます。カーポート(屋根)を追加すれば、雨や雪の日も濡れずに安心。雪避けの場合、荷重にも注目しましょう。

いずれの場所のリフォームもお住まいになっている方が使いやすいかどうかが大切になってきます。外構単体の見た目だけではなく、室内から庭、玄関から駐車場や市道など、どこからどこへつながるか、動きやすさも考えて計画してみましょう。
なお、最終的にはデザイン料(設計料)や諸経費、処分費など外構本体の工事費とは別に費用が発生する可能性があります。見積りをとって内容をしっかり確認してください。

【予算別】エクステリアリフォームの費用相場

予算50万円未満でできること

門扉の交換・カーポートの設置・駐車場の整備・アプローチの工事・手すりやスロープの設置・照明の設置や交換・庭の植栽・バルコニー、ベランダの修繕・ウッドデッキの設置などが可能です。

予算50万円~100万円でできること

50万円未満でできる工事に加え、敷地周りへフェンスや植栽の設置もできるようになります。高額の工事ができるようになるというよりも、50万円未満でできる工事内容をより要望に近い形でできるようグレードアップをするイメージが分かりやすいかもしれません。

予算100万円以上でできること

エクステリア全体を統一したイメージでリフォームできるようになります。外構単体や一部分のみの改修を計画的に行うと予算建てしやすいのですが、つぎはぎした印象にもなる恐れも。予算に余裕があれば、統一感が出るようまとめて行いたいものです。

エクステリアリフォームの施工例【建材の価格付き】

エクステリアのリフォームについて、いくつか施工例をご紹介します。

【門柱】敷地の入口をスタイリッシュに演出

【門柱】敷地の入口をスタイリッシュに演出

門は敷地への出入口として、お客様を最初にお迎えする場所。デザイン性に優れた門を設置すれば、第一印象をアップすることができます。郵便受けやインターホンなどの機能を追加した門もスペースを有効活用できて人気です。

使用している建材

機能門柱《オスポール

【ウッドデッキ】室内空間を外へ広げる

【門柱】敷地の入口をスタイリッシュに演出

室内からスムーズに室外へ。ウッドデッキを設置すると開放感があふれます。優しい肌触りで温かみが特徴の木製の商品のほか、手入れが楽な樹脂製の商品があります。

使用している建材

樹脂製(人工木)ウッドデッキ《ランネルデッキ

【バルコニー】室内空間を外へ広げる

【バルコニー】室内空間を外へ広げる

リビング床とバルコニー床を統一することで、違和感なく外まで広がりを感じる仕上がりに。同じ床高なので移動もスムーズです。

使用している建材

天然石風タイル《バルゲ

【玄関周り】磁器質タイルでシンプル&スタイリッシュに

【玄関周り】磁器質タイルでシンプル&スタイリッシュに

玄関の外装を磁器質タイルにし、落ち着いた印象を表現した施工例です。一般的なタイルは表面が平らで滑りやすいのですが、表面にざらつきがある磁器質タイルを床面にも使用することで滑りにくくなり、雨の日にも安心です。

使用している建材

磁器質タイル《ツール

【アプローチ】石本来のナチュラルさを活かした建材で上品に仕上げる

【アプローチ】石本来のナチュラルさを活かした建材で上品に仕上げる

天然石を床材に使用した施工例です。色は三種類リリースされており、組み合わせ方によっては動きを与えたり模様を作ったりすることもできます。

使用している建材

天然石《コルティーレモザイク ジアロ

【外壁】格子状のアクセントで、木材の柔らかさを醸し出す

中空の木目素材をルーバー状に配置し、強い日差しや通行人の目を遮る効果をもたせたリフォームです。
また、格子状が単調になりがちな外壁のアクセントにもなり、高級感を演出。換気もしやすく、密閉感を感じさせないスタイリッシュな空間が広がっています。

使用している建材

ルーバー《ランネルウッド

【ポスト】ポストとして最低限の機能のみを備えたシンプルで無駄のないデザイン

一見ポストとは思えないデザインですが、正面から錠や投函口が見えないシンプルな形状は、どんな外壁・建材にも溶け込みます。
A4サイズの郵便物の収納が可能で、折り曲げる必要がありません。モノトーンの外壁に明るい白が際立ちます。

使用している建材

ポスト《ブレッタ ホワイト

【外壁】不揃いな天然石の色合いと不均一な重なりが、高級感と重厚感を表現する

イエローやホワイト・グレー系の天然石がランダムな層構造に重なり合い、人工的なデザインでありながらナチュラルな空間を表現できます。
使われているのはイエローやホワイト、グレー系の天然石。組み合わせで伝統的なイメージを表現したリフォーム事例です。

使用している建材

壁石材《バンピーウォール

【エントランス】深みと引き締まりのある黒でエントランスを飾り、外と中の空間をつなげる

中国産の黒御影石を使用した「重みのある黒」は、明るい外壁のアクセントになり高級感を生み出しています。
素材の表面は砥石を使用して磨き上げたもの。温かみのある木目調に黒御影石の光沢がアクセントになり、特別な空間にいるかのような雰囲気を醸し出しています。

使用している建材

御影石《山西黒 本磨き 400

ポスト《ポスタ304》(廃番)

エクステリアのリフォーム基礎知識

エクステリアとは

エクステリアは外構と似た意味で使用されていますが、この2つには次のような違いがあります。

  • 外構:建物の外にある門扉・塀・柵や生垣・車庫などの物質的なもの
  • エクステリア:建物周辺の空間や雰囲気・環境といったデザイン性を含むもの

エクステリアのリフォームで留意したいのが、全体性を考えること。たとえば子どもやペットの急な飛び出しを防ぐ門扉や仕切り・外からの視線を遮る高めの柵や生垣などは、機能性だけでなくデザイン性も重要視される設備です。
数年先を見越して生活しやすい動線や外観を意識するのが、エクステリアリフォームを成功させるポイントといえます。

エクステリアの種類

【門まわりのエクステリア】

家の入口となる門まわりは、訪れる人が最初に目にするエクステリアです。
門扉は敷地への入り口を形成し、防犯性や美観・高い安全性を両立しているもの多く見られます。車いすやベビーカーでの出入りを考慮した引き戸タイプの門扉は、ライフステージの変化を見越したエクステリアリフォームのわかりやすい事例です。
フェンスは道路や隣家との境界線を明確にし、敷地内のプライバシーを確保する手段として用いられます。用途を満たすだけでなく、建物の美観を損なわない形状や素材・建材の選択が大切な設備です。
ポストは個性的なエクステリアを作るポイントアイテム。ポストと組み合わせて機能性を高めた門柱なども魅力的なエクステリアを演出してくれます。
表札は住所や居住者名を表示する「来訪者への目印」となるので、読みやすい書体やデザインを選択するとよいでしょう。

【アプローチのエクステリア】

門扉から玄関までのアプローチは、外と建物をつなぐための導線であり、来訪者が敷地内のデザインを鑑賞できる場でもあります。
安全性や歩きやすさを考慮し、経年劣化しにくく耐久性のある素材として多く選ばれているのがレンガやタイルなどの石材です。滑りにくく凹凸の少ない素材なら、雨や雪の日でも歩きやすく転倒の心配が減ります。
庭先を通って玄関に行く外構では、歩道で誘導ラインを作ることでプライベートな空間への侵入を柔らかく抑止できます。
高齢者や体の不自由な方が住む家なら、身体的負担の軽減のための手すりやスロープ設置は優先度の高いエクステリアのひとつ。外観に大きく影響するので、デザイン性も含めて十分に検討したいポイントです。

【駐車場のエクステリア】

駐車場のエクステリアリフォームを考えるときは、まず所有している車のサイズやドアの形状・開閉方法を把握しておきます。十分な広さのない家では駐車場スペースはコンパクトさが求められるため、防犯性だけでなく駐車しやすさ・乗り降りのしやすさはチェックしておくべきポイントです。
屋根付きのカーポートは、雨や直射日光による愛車の劣化を最小限に抑えるために効果的。豪雪地帯での使用にも耐えうる耐久性が高いモデルもあります。ガレージの場合四方を壁で囲むタイプが多いので、第三者からのいたずらや盗難被害を防止する効果が期待できます。

【庭のエクステリア】

敷地内で「自然を楽しめる空間」をデザインするなら、庭のエクステリアはこだわりたいところ。植栽として樹木や草花を配置すれば、自宅の庭で緑豊かな環境を演出できます。
人工芝は庭の手入れの手間を抑えて「くつろぎのスペース」を演出してくれる便利な素材。合わせてウッドデッキを配置すれば、庭の楽しみ方が増えるでしょう。つる性植物を誘引したバーゴラ(日陰棚)を設置すれば、木漏れ日が美しいテラスを作れます。
お手入れ道具や子どもの遊具などで庭が乱雑になるのを防ぐなら、物置の設置も選択肢のひとつ。建物の外観やエクステリアの雰囲気を損なわない色や形状・建材を考慮しつつ、使いやすいものを選択してください。

【照明のエクステリア】

照明は夜間の安全性を確保するために必要なものですが、エクステリアとの相性を考えた色味やデザインを選べば、家の雰囲気をグレードアップできるアイテムになります。
高い位置から照らすだけでなく、足元から家をライトアップするような配置も可能。影絵のように光が壁面を美しく魅せてくれます。

【その他のエクステリア】

その他、以下に挙げる項目も住宅の外観を形成するエクステリアに含まれます。
外壁は建物の外側を覆い、気候や気温の変化などから建築物を保護する役割がありますが、同時に住宅を美しく見せるためのものでもあります。屋根も雨や雪・日差しから建物を保護するために必要なパーツであり、外観の印象を大きく左右する要素です。
どちらにもよく使用されるのは「温度変化に強く外観の印象を損なわない素材」。窓やドアとの相性が大切なので、トータルで考えたいエクステリアです。
雨樋は、屋根の先端部分に付けられる雨水の導線となるパーツで、雨水の滴下による基礎の腐食や地面の浸食を防ぐ役割があります。
日差しや温度変化でも劣化しにくい素材や色を選択すれば建物の外観に悪影響を与えずに設置できるので、検討してみてください。

外構工事の種類

外構工事は敷地外とのつながりの点で大きく2種類に分けられます。

クローズド外構

敷地を植栽やフェンスで囲う外構スタイルを指します。防犯性やプライバシーの確保には有利ですが、家の周りを覆うことになりますので、開放感の点ではデメリットが生じます。

オープン外構

敷地の周りを植栽やフェンスで囲わない外構スタイルを指し、背の低い植栽を植える場合もこちらに含まれます。開放感がありますが、室内を覗かれないよう工夫が必要になります。広い敷地の確保が難しい都市部では人気の方法で、設置物が減るため一般的にはクローズド外構に比べて工期が短くなります。

エクステリアのリフォームにかかる期間

エクステリア工事にはさまざまな種類があり、リフォームにかかる期間は場合によって大きく異なります。玄関ドアの交換や門柱単体での交換であれば1日で終わることもありますが、工事に伴う事前準備を含めたり、複数の工事を組み合わせたりした場合は数日から数週間かかる場合も。駐車場を工事する場合は、一時的に車両を移動しなければいけない場合もあります。
外構は室外の工事になりますので、天候にも左右されます。工事完了時期を決めている場合は余裕をもって計画するほうが安心できます。

エクステリアのリフォームで活用できる補助金

【介護保険における住宅改修(介護保険制度)】

在宅介護を受ける家族のためのバリアフリー化や、室内に手すりを取り付ける「住宅改修」を施工する場合、介護保険を利用した住宅改修費の補助申請が可能です。
1人あたりの支給限度基準額は、要支援・要介護の区分にかかわらず生涯20万円までの定額ですが、要介護状態の区分が高くなった・転居したなどの場合は再度20万円までの支給を受けられます。(2024年12月現在)
支給の申請については担当するケアマネージャーに相談し、必要な書類を保険者に提出してください。書類確認後、保険者から給付が適切だと判断されれば、補助金給付の許可がおります。
施工後、保険者から工事に関わった費用や、工事が施行されたかどうかの現地確認を実施し、承認されれば施工後に住宅改修費が支給されますが、支給されるのは支給限度額の9割が上限です。

※参照元:厚生労働省|介護保険における住宅改修(介護保険制度)(pdf)

【既存住宅の断熱リフォーム支援事業】

既存住宅での生活におけるCO2削減に関連して、エネルギー消費効率の改善や低炭素化を総合的に促進するための高性能建材使用による「断熱改修」を支援するリフォームに対して補助金が出る制度です。
支給対象となる工事は、高性能建材(断熱材や窓・ガラス・玄関ドア)を使用した断熱リフォームが対象で、財団が指定する補助対象要件を満たした製品を使用した場合に支給されます。(2024年12月現在)
補助率は、補助対象経費の3分の1以内です。高性能建材を使った改修なら1戸あたり120万円、家庭用蓄電システム・家庭用蓄熱設備で各20万円、熱交換型換気設備などは5万円までが上限です。
支給対象は、常時居住する専用住宅で、戸建て住宅や集合住宅(個別)の場合は個人の所有者または個人の所有予定者、集合住宅(全体)の場合は管理組合の代表者や賃貸住宅の所有者となります。

※参照元(pdf):北海道環境財団|既存住宅の断熱リフォーム支援事業に関する補助対象製品の公募要領

【長期優良住宅化リフォーム推進事業】

住宅の防災性やレジリエンス性(回復力・復元力)の向上を目的とした改修工事を施工する場合に支給される補助金です。
そのほか、建物の劣化や耐震性・省エネ性能を一定の基準までに向上させる工事や、キッチン・浴室・トイレ・玄関の増設を対象とした三世代同居対応リフォーム、若者や子育て世代の「子育てしやすい環境整備」のリフォームが支給対象となります(2024年10月現在)。
支給限度額は、認定長期優良住宅型で「1戸につき160万円」で、支給条件は、1階の床面積が40m2以上かつ延べ面積55m2以上で、躯体構造などの劣化対策・耐震性・省エネ対策を目的とした施工が必須となります。
国からの補助金とは目的や財源が同じなので、同一工事個所における補助金の併用はできません。

※参照元:国立研究開発法人建築研究所|長期優良住宅化リフォーム推進事業

下記の補助金は各自治体が運営しているため、実施していない自治体もあります。お住まいの役場か施工業者に問い合わせのうえ、利用を検討してください。

【ブロック塀等除却費補助事業】

「ブロック塀等除却費補助」は道路に面して設置されているブロック塀が対象で、倒壊による事故を防止するために撤去にかかる費用の一部を助成する事業です。
対象となるブロック塀の条件は、高さが2.2m以上のコンクリートブロック塀、または高さが1.2mを超えるコンクリートブロック塀で控え壁がないものが除却費用支給の対象になります。(2024年12月現在)
控え壁とは、ブロック塀に対して垂直かつ裏面(敷地内)に設置され、強度アップを目的として施される壁です。
また、高さ1m以上のブロック塀で、著しい亀裂や傾きが調査により確認された危険な状態にあるものも対象となります。
除却するブロック塀の長さに対して5,000円を乗じた額と、除却に要する見積費用の半分を比較して「金額が安いほうの費用」が助成対象となるため、全額補助にならない点は注意が必要です。
お住まいの地域の窓口に問い合わせください。

※参照元:福岡市|ブロック塀等除却費補助事業

【生垣設置の補助】

「生垣設置の補助」は、緑豊かで安全かつ住みやすい都市環境や景観づくりを推進するために設けられた補助金制度になります。
住宅敷地の周囲(道路や隣家に接している面)に新規で生垣を作る場合や、ブロック塀を撤去後に生垣を設置する場合が対象で、長さ3m以上、1mあたり2本以上・高さ50cm以上の苗木を植えるのが支給の条件です。
竹やくいなどの補助材料を使用し、苗木や枝が道路にはみ出さないように注意してください。
補助金額は、10万円を限度とした「生垣づくりに要した経費・工事費のいずれか金額の低いほうの3分の2」で、千円未満の端数は切り捨てられます。(2024年10月現在)
工事着工前に申請書類の提出が必要なので、交付決定の通知がくる前に発生した費用に補助金は出ません。
お住まいの地域の窓口に問い合わせください。

※参照元:富士市|生垣設置の補助

【外構部等の木質化対策支援事業】

木塀や木柵などの設置を推進する「外構部の木質化」は、街並みの景観を高め、迅速な災害復興の手段や防音対策、安全な通学路の確保などに役立ちます。
木材は大気中の二酸化炭素を固定する働きがあるため、地球温暖化を抑える効果が期待できるでしょう。
鉱物由来の素材と違い、木材は植林などによって増産・再生が可能なため、価格も安く経済的です。
支援の条件に該当するのは木塀や木柵・ウッドデッキで、既存の完成された建物に付属するもの、十分な基礎で地面に固定するもの、建物とは基礎が異なる「構造的に自立している」ものが対象となります。
クリーンウッド法の登録事業者の木材を使用して施工する場合、 塀・柵の場合は延長1m当たり30,000円、それ以外の外構施設の場合は木材使用量1㎥当たり300,000円の助成があります。(2025年1月現在)

※参照元:全国木材協同組合連合会|外構部等の木質化対策支援事業

【雨水貯留槽・浸透ますの補助金】

雨水貯留槽とは、建物の屋根に降った雨水を溜めておくためのタンクです。雨水の活用で水道代の節約に利用したり、豪雨時の河川への負担を減らしたりするための設備で、樹脂製の地上据え置き型が多く販売されています。
浸透ますは、雨水などを集め、埋設された枡(ます)の側面・底面に設けられた穴から地中に吸収・浸透させるための設備です。
全国およそ240の地方公共団体により、雨水貯留槽・浸透ます設置などの雨水利用に対して助成金を設けています。 助成金額や条件は地方公共団体によって異なるため、お住まいの地域の窓口に問い合わせください。

※参照元:国土交通省|雨水の利用の推進に向けた取組

補助金でリフォームする場合の注意点

補助金で住宅リフォームを施工するときに注意したいのは、自治体によっては該当する事業を実施していない・補助金が出ない・制度があっても申請する時期が違うという点です。
お住まいの立地や土地の形状、リフォームの内容によっては施工ができない場合があります。
また、交付決定前に着工したものは給付対象外となるので、補助金でリフォームする場合は事前申告や問い合わせなどで必ず確認をとってください。
事前に申し込みをされても、各自治体の予算の都合や申請書類の不備などが理由で、必ず交付されるわけではないという点は注意が必要です。
リフォームにかかる費用は決して安くはありません。補助金を上手に活用して、素敵なリフォームを実現しましょう。

エクステリアリフォームの業者を選ぶコツ

信頼できる業者を選ぶ一番のコツは、何度も話を聞くこと。広告をよく見かけるから、近くの業者だからという理由で選ぶのはNGです。
最初から1社に決めてしまわず、複数の業者から見積りをとってみるのも大切。同じ内容で見積りを依頼したはずなのに、業者によって見積内容が違っていることもあります。見積書は、伝えた工事内容のうち業者がどの部分を優先したかが分かる資料になります。金額だけでなく、内容にも注意してみましょう。こちらの意図を適切に理解してもらえる業者かどうかは、工事後のフォローにも影響する可能性があります。

エクステリアのリフォーム費用を安くするには

エクステリアのリフォーム費用を安くする方法のひとつとして、設備や建材をメーカーから直接購入して業者に施工を依頼するという方法があります。
エクステリア工事には専門的な知識や技術が必要なため、メーカーは直接消費者に建材を販売しないのが一般的。メーカーから消費者の手に商品が届く流通の過程でいくつかの卸業者や小売業者が間に入るため、そのたびにマージンが発生して少しずつ商品の値段が上がってしまいます。

ミラタップ(旧サンワカンパニー)は、住宅設備と建材を工事の依頼主(施主)に直接販売するオンラインストアを提供。誰が買っても同じ金額で、中間マージンを取られることはありません。自分好みの住宅設備や建材を安く購入し、できるだけ安価に希望どおりのリフォームを叶えたい方におすすめです。
ミラタップ(旧サンワカンパニー)の住宅設備や建材をご購入希望の方向けに、全国の施工業者を無料でご紹介する「Coziコンシェルジュ」というサービスも提供しています。安く理想のリフォームを叶えるために、ぜひご活用ください。

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