建材・住宅設備の通販ならミラタップ(旧サンワカンパニー) お客様訪問インタビュー
linea株式会社様|街のストーリーを取り入れた空間づくり

街のストーリーを取り入れた空間づくり

linea株式会社様
2022.03.25
linea株式会社様 | 2022.03.25

京都市下京区に事務所を構える「linea株式会社」代表の吉野様にお話を伺いました。
不動産仲介からリノベーション設計、家具の販売等、物件の購入からリノベーションまでをトータルでサポートされています。
今回は、ミラタップ(旧サンワカンパニー)の商品をご採用いただいた事務所と戸建て物件を取材させていただきました。

インタビューしたお客様
吉野 宗一郎様
linea株式会社
吉野 宗一郎様

事務所はアンティークが似合う空間に

まずお伺いしたのは、築44年の団地にあるlinea株式会社様の事務所。
落ち着いた大人の雰囲気に、生き生きとした植物のディスプレイが印象的な空間です。既存の間取りを活かしつつ、壁を取り壊したり、押し入れをウォークインクローゼットにしたりといった工夫を加え、広々とした事務所にリノベーションされています。

アンティークな雰囲気を活かした事務所

―こちらの物件のこだわりを教えてください!

吉野:レトロでどこか懐かしい団地の魅力を最大限に引き出しました。床には昔ながらの手彫りを再現した無垢のフローリングを採用し、壁はアンティーク調の絶妙な色の塗装を施しています。団地特有の雰囲気を活かすために、フランスのアンティークのテーブルや什器を合わせました。

こだわりの無垢フローリング

アンティークのテーブルと什器

吉野:また、独特の風合いが魅力的なアンティークのドアや、真鍮のトグルスイッチ、FLOSのシーリングライトやHAYのミラー等、内装のディテールにもこだわりました。天井の照明もポイントで、一般的な物より少し小さいダウンライトを使っています。ダウンライトというと、100Φくらいが一般的な大きさだと思いますが、僕は75Φをよく使っています。ライトを少し小さくするだけで、雰囲気が大きく変わりますね。

アンティークのドア

真鍮のトグルスイッチ

吉野:植物の販売はしていないのですが、住宅のディスプレイ用によく使っています。アンティークとグリーンはよく合うと思いますね。

生き生きとした植物のディスプレイは随所に

―こちらの物件では、ミラタップ(旧サンワカンパニー)のキッチンや洗面をご採用いただいていますね。

吉野:はい、キッチンは≪オッソ≫を選びました。シンプルでスタイリッシュなデザインは、空間を全く違う雰囲気にしてくれます。ステンレスは、団地のレトロな雰囲気にもよく馴染む素材だと感じました。足元の収納部分には、オーブン等の調理家電や器具を収納しています。

フレームキッチンの≪オッソ≫

足元には調理器具を収納

吉野:洗面には、≪Tエッジ ル ピエトラ アラベスカート≫を選びました。こちらの洗面ボウルシリーズは単色や大理石調カラー等がありますが、今回は壁の色に合わせて、ベージュ系の大理石調カラーを選びました。楕円の形はなかなか珍しいですし、深さも十分にあるので使いやすいです。

壁の色とマッチするベージュカラーをセレクト

白を基調にしたナチュラルな戸建て物件

2件目にお伺いしたのは、京都市北区の戸建て物件。かつて西陣織産業の町として栄えた地域に位置しています。こちらの物件は「住居スペース」と、元西陣織の仕事場だった「アトリエ」の二棟が連なる造りです。二階建ての広々とした住居スペースはフルリノベーションされており、アトリエ部分は住む人が自由にアレンジできるよう、スケルトンになっています。

ナチュラルな雰囲気の住居スペース

住む人が自由に使えるアトリエ

―こちらの物件はどのようなコンセプトで手掛けられたのでしょうか?

吉野:白を基調にナチュラルな無垢材を組み合わせて、シンプルモダンな空間に仕上げました。ベージュやグレーなどの落ち着いた色味や、素材そのものの質感を活かした温かみのある雰囲気です。
2階部分は、立派な梁を活かした吹き抜け天井や大容量の壁面収納が特長です。ロフトや屋根裏部屋は大人でもわくわくしますね。

解放感のある二階部分

歴史を感じる立派な梁はそのままに

―こちらの物件でも、キッチンや洗面をご採用いただいていますね!

吉野:はい、キッチンには≪ウィッテ≫を選びました。昨年発売したばかりの商品だと思いますが、直感的に格好良いと思いましたね。この価格帯では、他に無いデザインだと思います。床のタイル≪ダスト≫のトーンに合わせて、キッチンもグレーで統一させました。

システムキッチン≪ウィッテ≫とタイル≪ダスト≫

吉野:洗面には≪エリッセコッコフルセット≫を採用しました。楕円の洗面ボウルは手入れもしやすく、収納部分もスタイリッシュです。価格とのバランスも良かったですね。

≪エリッセコッコフルセット≫でスタイリッシュな雰囲気に

―吉野さんが物件を手掛けられる際、空間のコンセプトはどのように考えていらっしゃいますか?

吉野:僕は、なるべくその土地の背景を取り入れるようにしています。1件目の団地や2件目の西陣の物件もそうですが、その地域の特長や、かつてどういった人が暮らしていたのか等、背景にあるストーリーを大事にしています。それらを引き継ぎながら、次に住む人の新しいくらしがより良くなるよう期待を込めてデザインしています。

【取材の感想】
今回取材させていただいた2件は、元々物件が持つ雰囲気を活かしつつ、次のくらしが楽しくなるようなこだわりが沢山詰められていました。初めて訪れた人でもほっとするような温かみのある雰囲気に、ついつい長居してしまいそうでした! 取材にご協力いただいた吉野様、ありがとうございました。

今回取材させていただいたお客様

この記事に登場した商品

  • オッソ
    オッソ
    /台~
  • Tエッジ ル ピエトラ アラベスカート
    Tエッジ ル ピエトラ アラベスカート
    /セット
  • ウィッテ
    ウィッテ
    /台~
  • ダスト
    ダスト
    ¥3,980/m2
  • エリッセコッコフルセット
    エリッセコッコフルセット
    /セット~