《カスタムカウンター》開発秘話:施主のこだわりを実現するために追い求めたものとは
今回は、自分だけのオリジナル洗面空間を実現する洗面カウンター《カスタムカウンター》のご紹介です。
企画・開発を担当した当社マーケティング部の梅谷に、開発の裏側を聞きました。

《カスタムカウンター》モルタルライト 施工イメージ
自分だけのオリジナル洗面空間を実現する造作のような洗面カウンター
―どのような経緯で《カスタムカウンター》の企画が始まったのでしょうか?
開発が始まった2019年当時、これまで売り上げトップだったキッチンカテゴリを洗面カテゴリが上回りました。当社ではイタリアを中心に海外から優れたデザインの洗面ボウルを輸入・販売していますが、SNSの普及に伴い洗面ボウルのデザインにこだわるお客様が増えてきたのがその要因でもあると思います。
そのようにたくさんのお客様が洗面ボウルをご購入いただき、SNSに掲載されているのを見ましたが、ほとんどの方が造作の洗面台に設置されていることに気づきました。造作にすると自由度は増しますが、洗面用ではない素材であったり、価格やデザイン面で妥協されているのではないかと考え、当社のデザインテイストを盛り込んだ、“現場に合わせてミリオーダーできる洗面カウンター”の開発が始まりました。

企画開発課の梅谷
シャープでスッキリした見た目を追求
―《カスタムカウンター》の開発でこだわった点を教えてください。
最もこだわったのは、小口の見えない“留め”加工ですね。通常、板同士を90度につなぎ合わせると、どちらか一方の小口が見えてしまいますが、この“留め”加工で接合することで小口の見えないシャープなエッジを実現しています。それに加え、一枚板のような塊感を感じていただけることも目指しました。
―システムキッチンの《グラッド45》などでも“留め”加工を使っていますね。
斜め45°にカットした小口をつなぎ合わせてスッキリとしたデザインを実現しています。
また、素材にもこだわっています。例えば無垢材でも洗面カウンターを造作することはできますが、水を使う場所では汚れやシミが気になりますよね。《カスタムカウンター》は耐水性・耐久性に優れたメラミン仕上げとし、日々のお手入れにも配慮しています。
-カラーバリエーションも豊富ですね。
2色使いのバイカラーも含めると、13色展開しています。モルタルやストーン系、グレイッシュな木目系など、トレンドカラーだけでなくスタンダードなカラーも取り揃えました。最近はカラー洗面ボウルも増えてきていますので、コーディネートする楽しみもありますね。

(左手前から)オーク、スモークウッド、ペールウッド (右手前から)モルタルライト、モルタルダーク

モルタルライト

モルタルダーク

ビアンコ

エイジングストーン

ホワイト

ペールウッド

スモークウッド

ディープウッド

オーク

ウォールナット

ホワイトウッド

モルタルダーク×ブラック

ビアンコ×ブラック
カスタムカウンターの2段使いも
-イチオシのコーディネートパターンはありますか?
もちろんお客様の好みによりますが、個人的には厚さやカラーの異なるカウンターの2段使いがおすすめですね。上段を80mm、下段を35mmにすることで、見た目の安定感が増しますし、モルタル×木目の組み合わせはどんな空間にもマッチするコーディネートだと思います。

(上段)モルタルライトH80mm (下段)ペールウッドH35mm
また、他の洗面台との組み合わせもおすすめです。下の写真は洗面台《フィオレット》との組み合わせですが、下段に半分のサイズの《カスタムカウンター》を組み合わせています。片側にイスを置いたり可動収納を置いたりと、色々な使い方ができます。

(下段)オークH35mm

モルタルライト H80mm
____._._fuu様

ビアンコ H80mm
e_home259様
この他にもInstagramに投稿いただいてます!
―洗面カウンターだけでなく、家事スペースなど、いろんな使い方ができそうですね!
梅谷さんありがとうございました。
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