《キッチンドレッサー》開発秘話:フラットな見た目の美しさと収納力へのこだわり
今回は、2020年11月の発売から当社を代表するカップボード《キッチンドレッサー》の開発秘話をご紹介します。

他商品のカップボードをより選びやすく、見た目も美しく仕上がる寸法に統一
―どのような経緯で《キッチンドレッサー》の開発が始まったのでしょうか。

企画開発課の瀬川
実は、当社のカップボードの商品シリーズは種類が多く、それぞれの寸法がバラバラでわかりづらい点が問題でした。これを一つのシリーズにまとめ、寸法を統一することで、お客様にとって選びやすくわかりやすい商品を作りたいと考えたのがきっかけでした。開発を進めていく中で、見た目の美しさとスタイリッシュなデザインを保ちつつも、扉を開くとしっかり収納力のある実用性の高い商品にするために、フラットな壁のように見える納まりを追求したり、取っ手レスデザインを採用したり、収納力に関しては使い勝手を損なわないように試行錯誤しながら開発を進めました。

企画当時のバリエーション一覧
徐々に、SNSなどでも認知度が上がっていき、この商品の使いやすさや見た目の美しさが選ばれているなと実感しています。
―特に苦労した点はどんなところでしょうか。
トール収納(※販売終了商品)の開発は初めての試みでしたので、金具選定や施工面、性能評価など、多くの困難に直面しました。一枚のパーティクルボードでトールの扉を制作するのは想像以上に苦労しました。反りやたわみが出ないように強度試験を繰り返し、やっとの思いで商品化できた時の感動は今でも覚えています。

トール収納扉(※販売終了いたしました。)
―他のカップボードとの違いはどんなところでしょうか。
面材の選定はとてもこだわりました。例えば、モルタル系やレザー調など、他にはないデザインのカラーを採用しています。また、お客様の要望に応えるために、ゴミ箱付きの仕様などを新たに追加しています。
面材の豊富なバリエーション
EXクラス

鏡面ホワイト

鏡面ブラック
S-1クラス

メタルブラウン

ウィッテモルタル

メタルブラック

セメントシルバー

ウィッテホワイト

モルタルストーン

オリーブレザー
S-2クラス

クレイベージュ

ミッドグレー

ブラック
Pクラス

ホワイト

浅型と深型の考えられた収納スペース

内引出し上段は連動して引き出される連動ラッチ付き

トール家電収納には2口コンセント付き

ダストボックスワゴン(オプション)
キッチンと異なる素材でカップボードには色を加える空間
―おすすめのコーディネートパターンはありますか?

ウィッテ×キッチンドレッサー メタルブラック

グラッド45×キッチンドレッサー モルタルストーン
―ニーズに応えるための挑戦を続けているキッチンドレッサー。今後も期待しています。
瀬川さんありがとうございました!
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