《オストラッペ》開発秘話:スリム設計の世界最薄クラスの機能門柱
今回は、新しい機能門柱《オストラッペ》の開発秘話のご紹介です。

《オストラッペ》の施工イメージ
本商品の特長は、なんと言ってもその奥行の薄さです。
コンパクトな玄関やお庭にも設置し易いよう、「幅350mm×奥行最短120mm」というスリムな形に設計しています。
今回は、商品企画を担当した当社企画開発課の島田に、開発秘話を聞いてきました!
スペースの限られる玄関でも設置できるように
―どのような経緯で《オストラッペ》の企画が始まったのでしょうか?

《オストラッペ》を企画した企画開発課・島田

薄さを追求した《オストラッペ》
《オストラッペ》は、郵便物を前から入れて、サイドから取り出す仕様です。
そのため、このように壁に近づけて設置しても、問題なく横から取り出すことができます。

郵便物は正面から入れる

横から開いて取り出せる
スリムさの秘訣は特徴的な形
―デザイン面で特にこだわった点はありますか?
最も注力したのは、この形ですね。実は、《オストラッペ》は上から見ると台形の形をしているんです。

上から見た形
サイドから郵便物を取り出せるようにしようと考えた時、最初に浮かぶのは単純に横に扉や鍵を付ける仕様だと思います。しかしそうすると、どうしても側面に鍵穴などが突出してしまい、美しくありません。
そこで、全体を台形の形状とし、厚みを抑えつつも横から取り出せるようにしました。
シャープに見せる工夫
ー門柱とは思えないようなミニマルさですが、秘訣はありますか?
はい、薄さもそうですがシャープに見せるために色々な工夫を散りばめています。
その1つが、このエッジです。あえて2.5mmの薄い枠を付けることで、シャープさを際立てました。開発時には模型を作り、この枠部分をmm単位で地道に調整しました(笑)。

あえて枠を付けることでシャープさを強調
また、インターホン用と音声用の開口部を極力小さくしています。
色々なメーカーさんのインターホンを設置して試し、問題なく機能しながらも目立たない開口サイズに辿り着きました。

インターホンの開口部も最小限に
(※インターホンは付属しておりません。適合するインターホンのリストは、商品ページをご覧ください。)
カラーは、《オスポール》の人気色であるブラックを選びました。後ろの扉や鍵も全てマットブラックで統一しています。

細かいパーツもマットブラックで統一
実用性へのこだわり
ーデザイン性へのこだわりがたくさん詰まっていますね。気になる実用性の部分ではいかがでしょうか?
―最後に、《オストラッペ》はどのような方におすすめでしょうか?
―新たな玄関の顔としてあらゆる方々に活用いただきたいですね。
島田さん、ありがとうございました!
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