《スケルト》開発秘話:取り入れるだけで一気にお洒落!人気のスケルトン階段
今回は、2022年に発売したスケルトン階段《スケルト》のご紹介です。
企画・開発を担当した当社マーケティング部の梅谷に、開発の裏側を聞きました。

《スケルト》施工事例
トレンドのスケルトン階段を取り入れやすく
―《スケルト》の企画はいつ頃から始まったのでしょうか?
スケルトン階段を販売しようと考え始めたのは2021年頃です。SNSを見てみても、ここ数年でリビングにスケルトン階段を取り入れている事例が一気に増えたと思います。

企画開発課の梅谷
スケルトン階段の大きなメリットの1つは、空間に抜け感が生まれることですね。通常の階段と違って視界を遮らないので、面積の限られたリビングでも圧迫感が少なく、開放的な空間に仕上がります。
昔は、スケルトン階段にすると冷暖房効率が落ちるという懸念もありましたが、最近では高断熱・高気密性の住宅が増えており、その心配はかなり解消されてきました。

《スケルト》施工事例(ダークグレー・センプリーオーク)
―当社でスケルトン階段を発売するにあたり、苦労した点はありますか?
一般的に、階段は住宅に合わせて設計・フルオーダーするので、事前の確認事項が非常に多い商品です。そのため、どうすれば当社のオンラインストア上で購入していただきやすくなるか、試行錯誤しましたね。
ラインアップを増やしすぎても分かりにくくなってしまうので、思い切って人気の高い仕様と寸法にバリエーションを絞りました。そして、その全てに図面を準備し、商品ページからダウンロードできるようにしました。階段を一から設計する必要が無いので、採用していただきやすくなったのではないかと思います。
特長は、シャープなフォルムとトレンド感のあるカラー展開
―《スケルト》の特長を教えてください。
一番の特長は、全体のシャープさです。ささら桁※と手すりをスチールで作ることで、圧迫感のないスッキリした意匠に仕上げました。アルミ製や木製のスケルトン階段の場合、強度を保つためにどうしても太さを出す必要があるのですが、スチールはアルミの約3倍の強度を持っているので、ここまで細くすることができます。
特に目に入りやすい手すりは、横方向から見たときの薄さにこだわりました。
※ささら桁…階段の段板を支えるための、階段の両側にあるのぼり桁のこと。

大阪ショールームの《スケルト》展示品

シャープな手すり
ー本体のカラーバリエーションは4色ありますが、どのように選ばれましたか?
本体カラーは、マットブラック・ダークグレー・グレージュ・グレーの4色展開です。
ブラックは定番で人気のカラーですが、リビングのインテリアによっては、少し主張が強いと感じることもあると思います。そこで、彩度の異なるグレーも3色追加しました。

手すりは4色展開(上段左からダークグレーとグレー、下段左からグレージュとマットブラック)
ー段板のカラー展開はどのように選定されたのですか?
段板は、ナチュラル・ダーク・センプリーオークという3色展開にしました。
ナチュラルとダークは定番色で、センプリーオークは当社で人気のフローリングと同じカラーです。

踏板は3色展開(左からナチュラル・センプリーオーク・ダーク)
階段の踏板と1階・2階のフローリングの木材を合わせるケースも多いと思うので、そんな時にはぜひセンプリーオークで揃えてお使いいただきたいですね。個人的には、センプリーオークとダークグレーの組み合わせがおすすめです。主張が強すぎず、空間の中で馴染んでくれる組み合わせだと思います。

一押しの組み合わせは、センプリーオークとダークグレー
施工は荷受けも含めて1日で可能
―《スケルト》は、施工が簡単な”ノックダウン工法”を採用していると伺いました。
その通りです。施工の手間をなるべく少なくするために、パーツを現場で組み立てるだけの”ノックダウン工法”というものを取り入れました。現場で部材を切断したりする必要が無いので、荷受けも含めて1日で施工が可能です。

実際に《スケルト》を施工した現場
―最後に、《スケルト》はどのような方におすすめの商品でしょうか?
《スケルト》は、リビングの開放感を一気に高めてくれる商品です。明るいリビングにしたい・スペースを有効に使いたいという方に、ぜひご検討いただきたいです。
―空間に溶け込むデザインで、当社の他の商品との相性もぴったりですね。
梅谷さん、ありがとうございました!
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