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《LEDミラー》買付秘話:商品との出会いは一目惚れ!?そこから販売に至るまでの苦労とは

今回は、LED照明が付いたスタイリッシュで人気のミラー《LEDミラー》《LEDミラー カラブリア》《LEDミラーNEO》の買付秘話をご紹介いたします。

左から《LEDミラー》、《LEDミラーカラブリア》、《LEDミラーNEO》

サンワカンパニー初の電化製品。2年かけて発売へ

―まず一番初めに発売された《LEDミラー》の商品には、どのようにして出会ったのでしょうか?

2014年頃、取引先からいただいたカタログに、デザイン性の高いLEDミラーが数多く掲載されていました。それを見た瞬間に「これ絶対取り扱いたい!絶対売れる!」と思ったのが最初の出会いでした。
それまで、LEDミラーと言えば、電球がむき出しの、いわゆる”女優ミラー”と呼ばれるものが一般的でしたが、電球が埋め込まれているものは見たことがありませんでした。完全に一目惚れでしたね(笑)!

購買課の八田

購買課の八田

―商品の採用にあたって苦労した点はありますか?

《LEDミラー》は海外からの買付商品ですが、電化製品なので、日本の電気用品安全法を満たさなければいけません。その条件を満たすように試作試験を繰り返しました。
2年ほどかけて電気用品安全法の基準を満たすことができ、PSEマーク※を取得し、2016年より販売を開始しました。苦労しましたが、おかげでPSEのことや電気設備について勉強できて、今となっては良かったなと思います。

※PSEマーク…電気用品安全法に定められた手続き等の義務を履行した電気用品に表示されるマーク

当時販売された《LEDミラー》のラインナップ。左から<アクイラ(廃番商品)><オリオン><フェニックス>

当時販売された《LEDミラー》のラインナップ。左から<アクイラ><オリオン><フェニックス>。(すべて廃番商品)

※<オリオン><フェニックス>は、センサースイッチにモデルチェンジし<オリオン センソーレ><フェニックス センソーレ>として販売中。

LEDミラー分野の強化と、商品の拡充

―ここから他のLEDミラー商品が増えていったのですね。その経緯を教えてください。

《LEDミラー》の売り上げも好調だったことから、他にも商品を増やしていこうという動きになりました。
このころには他社も同じような照明付きミラーを販売しだしていたので、日本の照明メーカーに商品の生産委託をし、2018年には《LEDミラー拡大鏡》《LEDミラー カラブリア》の販売を開始しました。

《LEDミラー カラブリア》と《LEDミラー拡大鏡》

そして、2020年には《LEDミラーNEO》の販売を開始、2021年には《LEDミラー》<オリオン>、<フェニックス>で、照明スイッチを片切スイッチから非接触のセンサースイッチにモデルチェンジを行い、<オリオン センソーレ><フェニックス センソーレ>となり、豊富なラインナップになっていきました。

左からセンサースイッチにモデルチェンジとなった<LEDミラー フェニックス センソーレ>、<LEDミラーNEO ノルマ45>

左からセンサースイッチにモデルチェンジとなった<LEDミラー フェニックス センソーレ><LEDミラーNEO ノルマ45>

―《LEDミラーNEO》は様々な形状がありますが、採用した際のこだわりはありますか?

メーカーには三角などもっと色々な形がありましたね。丸と四角は、ミラーの形状としては定番なので丸い<サンバースト>と四角い<ネブラ>は即採用しました。そして、ちょうどメーカーが新商品として出されていたミラーが、角が丸い四角形の<ノルマ>でした。ミラーの形としては珍しいと思ったのですが、こういう形だったら、洗面空間でなくても、リビングや玄関などのインテリアとして壁にかけてあっても違和感がないかなと思い、採用することにしました。

形状が豊富な《LEDミラーNEO》

形状が豊富な《LEDミラーNEO》

また、これまでのLEDミラーは、顔を明るく照らすことが目的で、前面にのみ光が放たれていました。《LEDミラーNEO》の商品は、壁側も明るく照らすので、間接照明のような役割にもなるところも良いなと思いましたね。

壁も明るく照らす《LEDミラーNEO》

壁も明るく照らす《LEDミラーNEO》

―バイヤー目線のおすすめの設置場所や商品ポイントはありますか?

先ほどの話にもありましたが、洗面空間はもちろん、リビングや寝室、玄関などのインテリアとしてもおすすめです。
《LEDミラーNEO》は調色機能があり、暖色系の光から寒色系の光への2段階の調色が可能なので、お部屋の雰囲気や気分によって間接照明感覚で切り替えていただくのもいいなと思います。

ミラー表面にあるタッチセンサーで調光できる《LEDミラーNEO》

ミラー表面にあるタッチセンサーで調光できる《LEDミラーNEO》

また、《LEDミラー カラブリア》は、上下または左右の棒状になっているアクリルを光らせています。一般的に、アクリル板で作られた箱の中に蛍光灯が入っている照明がありますが、箱の状態にしてしまうと、端の方が暗くなってしまうなど、光り方にムラが出てしまいます。《LEDミラー カラブリア》は、空洞になっていない棒状のアクリルを光らせているため、端までムラなく均一に光り、横から見ても美しいところがポイントですね。

端までムラなく均一に光り、横から見ても美しい《LEDミラー カラブリア》

端までムラなく均一に光り、横から見ても美しい《LEDミラー カラブリア》

―今では種類も豊富なLEDミラーですが、その始まりの買付秘話や、各商品のバイヤー目線のこだわりポイントが分かったインタビューでした。

 八田さん、ありがとうございました!

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