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フロアタイルのメリットとは?活用場面についても解説

フロアタイルのメリットとは?活用場面についても解説

ご家庭の床に使う床材として人気が高いものの1つが「フロアタイル」です。木目調や石目調のオシャレなデザインと敷きやすさが魅力の床材であり、この記事ではそんなフロアタイルについて、特徴やメリット、活躍する場面などを紹介していきます。

目次 開く

1.フロアタイルの特徴

記事をご覧になっている方のなかには、フロアタイルをよく知らないという方もいると思います。

そこで、まずはフロアタイルについて知っていただくため、特徴ともいえる素材について紹介します。また、同じ素材を使っているクッションフロアとの違いもまとめました。

1-1素材

フロアタイルとは、「ポリ塩化ビニル(PVC/塩ビ)素材」で作られたタイル状の形をした床材のことです。

フロアタイルには木目調のものや石目調のものなどのさまざまなデザインがあり、表面の質感もリアルなので、それを知っている方は素材がポリ塩化ビニル材と聞いて驚いたのではないでしょうか?

本物と見間違うほど質感がリアルなのは高い印刷技術とエンボス加工が施されているからです。

1-2クッションフロアとの違い

クッションフロアとの違い

ポリ塩化ビニル素材でできた床材といえばクッションフロアが有名です。では、フロアタイルとクッションフロアではどのような違いがあるのでしょうか?

フロアタイルとクッションフロアの違いには「形」「価格」などがあります。

フロアタイルは前述のとおり、1枚がタイル状の形をしています。このため床材として使用する場合、複数のフロアタイルを1枚ずつ床に敷いていく作業が必要です。

一方でクッションフロアは、一枚がシート状になっているので、広い範囲に一気に敷くことができます。

また、フロアタイルは質感にこだわった加工がされていることもあり、価格がクッションフロアに比べると少々高め。より安価に販売されているのがクッションフロアです。


2.フロアタイルのメリット

フロアタイルのメリット

ここからはフロアタイルのメリット・デメリットを紹介していきます。自宅の床などにフロアタイルを取り入れようか迷っている方は参考にしてください。

まずはメリットの紹介です。

2-1耐久性が高い

硬いポリ塩化ビニル素材でできているフロアタイルは、重い物を置いてもクッションフロアよりもへこみにくく、少々の衝撃や摩耗では傷もつきづらいです。

2-2メンテナンスがしやすい

フロアタイル最大のメリットともいえるのがメンテナンスのしやすさです。製品によってはワックスなどが推奨されているものもありますが、天然素材のフローリングと比較すると手入れも容易で美しい見た目をキープしやすい傾向にあります。

また、汚れたときも基本的には拭き取るだけでキレイになります。

万が一汚れが落ちない場合は、汚れた1枚のタイルのみをはがし、新しいものに張り替えることで対処できるのもうれしいですね。

2-3デザインが豊富

前述のとおり、フロアタイルは素材こそポリ塩化ビニルですが、デザインは木目調や石目調などバリエーションが豊富です。

加えてタイル状であることから、敷き方や組み合わせ方を工夫することもでき、自分好みの空間を演出しやすいのが魅力といえます。

2-4手軽で安価

大理石や無垢フローリングなど、天然素材の床材よりも比較的安価で手に入れやすく、ナチュラルな木目調の床や、リアルな大理石風の床を簡単にデザインすることができます。


3.フロアタイルのデメリット

たくさんのメリットがあるフロアタイルですが、一方でデメリットもあります。
それは、クッションフロアに比べて広範囲に敷く場合は施工に時間がかかる点です。

クッションフロアと違ってタイルを1枚ずつ敷いていかなければならないため、床が広ければ広いほど施工の手間と時間がかかります。

また、タイル同士のつなぎ目に水や汚れが入り込んでしまう恐れも。床全面に敷くのが大変だからと雑に施工してしまえば、このリスクはさらに高まります。

もう1つ、クッション性が比較的低い点もデメリットといえます。素材自体が硬いためです。お子さんやご高齢の家族がいる家庭は気をつけたほうが良いでしょう。

以上のデメリットも踏まえて、自宅にフロアタイルを取り入れるかどうかをご検討ください。


4.フロアタイルが活躍する場面

フロアタイルが活躍する場面

最後に、フロアタイルがどのような場面で活躍するかをまとめました。

自宅の床材として以外にも、フロアタイルはさまざまな場面で活用されています。参考までにチェックしてみてください。

4-1土足で使用する場所

耐久性が高く、摩擦にも強いフロアタイルは、土足で使用する部屋で活用されることがあります。例えばオフィスや店舗の床、玄関先などです。

豊富なデザインバリエーションやメンテナンスのしやすさから、お客様の目に見える場所に取り入れやすいのがうれしいですね。

4-2水回り

耐水性の高さから水回りでの使用にも向いているフロアタイル。キッチンや洗面所、トイレなどに取り入れると、汚れにくく掃除も楽になります。

複数の場所に取り入れるときは、内装やインテリアに合わせてフロアタイルのデザインも変えるのがおすすめです。

4-3賃貸物件

賃貸物件はリフォームができないため、床材に関しても入居したときのままという方が大半だと思います。

フロアタイルのなかには、貼ったあとに剥がすことができる「吸着タイプ」のものがあり、この吸着タイプのフロアタイルは賃貸物件で使うことができます。もちろん施工するときは床材のうえから貼るだけ。とても簡単です。また、釘や接着剤を必要としない「はめ込み式タイプ」もあり、施工性の高さから人気があります。

賃貸物件にお住まいの方で、気分転換に内装を変えてみたい方は吸着タイプ・はめ込み式タイプのフロアタイルをご活用ください。

4-4修理コストを抑えたい方

お子さんがいる家庭だと、食べこぼしによって床が汚れたり、物を落として床に傷がついたりすることが多いですよね。

普通の床材は床が汚れたり、傷ついたりしたときには床材を丸ごと、もしくは広範囲取り替えなければなりません。

その点、フロアタイルなら汚れや傷がある部分のタイル1枚を取り替えるだけで、キレイな見た目に戻ります。床材の修理コストを抑えたい方にも、フロアタイルはおすすめです。

4-5デザイン性を重視したい方

デザインのバリエーションが豊富なことから、見た目のデザイン性を特に重視したい方にフロアタイルは人気があります。

複数のデザインのタイルを組み合わせて、自分だけの内装を作ることも可能です。内装やインテリアに強いこだわりがある方は、ぜひフロアタイルをお試しください。


5.まとめ

玄関の様子

フロアタイルは、ポリ塩化ビニル素材を使ったタイル状の床材。耐久性・耐水性の高さやメンテナンスのしやすさが魅力です。

木目調や石目調などデザインのバリエーションも豊富なので、手頃な価格でオシャレな内装にしたい方にも人気があります。

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