建材・住宅設備の通販ならミラタップ >

飲食店のおしゃれな内装デザイン完全ガイド~費用相場・レイアウトのコツ・事例~

目次 開く

飲食店の内装づくりの基礎知識

まずは店舗のコンセプトとターゲットを明確にする

飲食店の内装を考えるときは、設備や装飾を決める前に店舗のコンセプトとターゲットを明確にしておきましょう。内装の方向性が曖昧なまま進めるとまとまりがなく、来店客に印象が残りにくい空間になりやすいためです。
例えば、落ち着いた時間を過ごしたい30代・40代を主なターゲットにするなら、単におしゃれなだけでなく、「視線が合わない座席配置」や「素材の質感が伝わる調光」など、プライベート感を重視した設計や、木目や石材調の素材を取り入れると安心感のあるリラックスした雰囲気を演出できます。若年層やファミリー向けのお店であれば、「SNS映えする壁面タイル」や「開放的なオープンキッチン」など、視覚的なインパクトと明るさや開放感を重視して気兼ねなくにぎやかに過ごせるカジュアルなデザインが効果的でしょう。
飲食店の内装は、見た目だけでなく「誰に、どんな時間を過ごしてほしいか」を突き詰めることが、結果として満足度の高い、選ばれるお店づくりに繋がります。

【業態別】内装デザインのポイント

来店するお客様によって心地よいと感じる雰囲気は異なるため、飲食店の内装はどの業態でも同じように整えればよいわけではありません。業態に合った内装デザインを選ぶことで提供する料理の魅力が引き立ち、店舗全体のブランディングに一体感が生まれます。

レストラン・洋食店

食事と会話をゆっくり楽しむレストランでは、非日常を演出する「質感」の選択とリラックスできる内装が求められます。
例えば、温かみのある木目・意匠性の高いタイル・やさしく空間を照らす間接照明を組み合わせることで落ち着きと洗練された高級感を生み出し、過度な装飾に頼らずとも「上質さ」を演出できます。テーブルごとの間隔を広めにとり、お客様同士の視線がぶつからないよう配慮するのがポイントです。会話のしやすさはもちろん、自分たちだけの空間を満喫できる特別な時間をつくり出せます。
食事時間をゆったり楽しむ業態だからこそ、視覚的な高級感と快適性を意識した設計が効果的です。

居酒屋

居酒屋では、「賑わい」と「居心地」の黄金バランスが求められます。活気を出しつつも、長居したくなる工夫が必要です。
例えば、質感のある無垢の木材や、職人の手仕事を感じさせる塗り壁風(左官調)の仕上げ、空間を程よく引き締める黒系の金物などを取り入れると、温かみと適度なにぎやかさを演出しやすくなります。また、カウンター席や半個室を設けると利用者の多様なニーズに対応できるでしょう。
居酒屋の内装では回転率だけでなく、居心地のよさと使い勝手のバランスがカギとなります。

カフェ・喫茶店

カフェや喫茶店は飲食だけでなく作業や会話の場として利用されるケースも多いため、居心地のよさを意識したレイアウトがポイントです。
内装は白やベージュなど明るめの色を基調にし、自然光や植物を取り入れてやわらかな印象を演出するのがよいでしょう。一人用の席と複数人用の席を分けるなど、利用シーンに合わせた配置にすると使いやすさも高まります。
利用者の目的に応じた快適さと居心地のよさを実現できれば、自然とリピーターも増えて幅広いお客様に愛されるお店になるはずです。

狭い店舗(10坪前後)を広くおしゃれに見せる工夫

10坪前後の飲食店でも、見せ方を工夫すれば圧迫感を抑えつつおしゃれな印象を演出できます。視線の流れや色使い、素材の選び方によって空間の雰囲気が大きく変わるためです。
壁や天井に白やベージュなど明るい色を使うと、店舗全体が明るく見える傾向があります。背の低い家具や抜け感のある棚を選べば視線が奥まで通りやすくなり、広がりを感じられるでしょう。通路幅を確保しながらL字配置やカウンター中心のレイアウトにすると、動線が整理されて快適性も高まります。
コンパクトな空間はデザインの統一感を持たせやすく、お店独自の世界観を表現しやすいのが大きなメリットです。色の効果やレイアウトの工夫をうまく取り入れて、狭さを感じさせない魅力的な店舗をつくり上げましょう。

飲食店の内装工事の費用相場

飲食店の内装工事の費用は、一般的に坪単価40万〜80万円程度になるといわれています。業態別ではカフェが坪単価30〜50万円程度・居酒屋は40〜60万円程度・レストランは50〜80万円程度が目安です。厨房設備の規模や客席数、内装材のグレードによって費用はさらに変動します。
また、物件の状態も工事費用を左右する大きな要素です。コンクリートむき出しの「スケルトン物件」は内装や設備がない状態から工事を行うため、自由度が高い一方で工事費がかさみやすい傾向にあります。対して「居抜き物件」は既存の厨房設備や内装を活用できる場合があり、初期費用を抑えやすいのが特徴です。
飲食店の内装工事では坪単価だけで判断せず、業態・設備内容・物件条件まで含めたうえで予算感を判断しましょう。

飲食店の内装費用を抑えるコツ

飲食店の内装費用を抑えるには、単にコストを削減するのではなく、予算配分を工夫することが重要です。安さだけを優先すると使い勝手や耐久性に影響が出る場合もあるため、限られた予算をどう使うかを見極めながら検討していきましょう。

居抜き物件を上手に活用する

内装費用を抑えたいときは、居抜き物件を積極的に活用するのもひとつの手です。
前の店舗が使用していた既存設備・空調・トイレなどが残っているため、そのまま使える場合は大掛かりな解体・造成工事を避けやすくなります。設備の追加購入が少なくて済む点も大きなメリット。新たに始める店舗と以前の業態が近い物件であれば改修範囲を絞りやすく、導入コストを最小限に抑えられるでしょう。
初期投資を抑えながら、浮いた費用を運転資金や広告費に充てたい場合に有力な選択肢となります。

中古の厨房機器を活用する

新品にこだわりすぎると初期投資が大きくなりやすいため、中古の厨房機器の導入も検討しましょう。特に冷蔵庫・製氷機・作業台といった定番の設備は、中古市場にも多くの台数が出回っています。
ただし、価格の安さだけで飛びついてしまうとオープン直後に故障して修理代が高くつくといったトラブルが起こるかもしれません。失敗を避けるためにも、製造年式や動作状況、販売店の保証内容を事前に確認したうえで購入を決めましょう。

優先順位を決めてメリハリをつける

限られた予算内で理想のお店を作るには、お金をかける部分と節約する部分の「メリハリ」が大切です。店舗内すべてに費用をかけるのではなく、「視覚的インパクト」と「機能性」を使い分けましょう。
すべての場所に高級素材を使用する必要はありません。例えば、お客様の目に触れやすいエントランスやカウンターには意匠性の高い素材を採用し、バックヤードや厨房では機能性やコストを重視した素材を選ぶなど、メリハリのある予算配分を意識するとよいでしょう。後から追加できる装飾や棚は優先度を下げ、開業後に少しずつ整える方法もあります。
最初からすべてを完成させようとせず、売上やお客様の反応を見ながら改善していく考え方も大切です。


理想の店舗を形に!飲食店の内装デザイン事例集

飲食店の内装施工事例5選

実際の施工事例を見ると、内装のデザインが店舗の印象をどう変えるのかが理解しやすくなります。言葉だけではイメージしにくい素材感やレイアウトのアイデアなど、自身の店舗づくりのヒントになるはずです。

事例1:アンティークの中にやわらかな清潔感を添えたクレープ店

事例1:アンティークの中にやわらかな清潔感を添えたクレープ店

アンティーク調のデザインにやわらかさを加え、親しみやすさと洗練された雰囲気を両立したクレープ店の事例です。
手作り感を大切にする店舗コンセプトに合わせ、ヘリンボーン床など木の風合いを活かした内装で空間全体に温かみを生み出しています。可愛らしさを強調しすぎず、落ち着きも感じられる点が特徴。素材の質感を活かしながら、店舗の個性を表現したいときの参考になります。

・ミラタップで取り扱っている商品

事例2:素材の表情で魅せる、無機質かつ上質な洋菓子店

事例2:素材の表情で魅せる、無機質かつ上質な洋菓子店

無機質な空間をテーマに、グレーとブラックを基調とした落ち着きのある内装に仕上げた洋菓子店の事例です。色数を抑えることで商品が引き立つ雰囲気をつくり上げています。
当初は内装仕上げをモールテックスで統一する予定でしたが、コスト調整を踏まえてカチオンによるクリア塗装仕上げへ変更。天井まで施工することで内装に一体感を持たせ、カウンター席には特別感を演出しています。
さらに、室内窓を活用して外部の自然光が商品カウンターまで届く設計としました。素材の選び方ひとつで、限られた予算でもここまで上質な空間がつくれる好例です。

・ミラタップで取り扱っている商品

事例3:素材の質感を活かした、重厚感のある岡山のカフェ

事例3:素材の質感を活かした、重厚感のある岡山のカフェ

店舗の重厚なイメージに合わせ、手洗い場にまで統一感を持たせた岡山のカフェ事例です。見落とされがちな水まわりにも意匠性を持たせることで、店舗全体の完成度を高めています。
シンプルな空間の中で手洗器がさりげないアクセントとなり、細部へのこだわりが感じられる仕上がりです。

・ミラタップで取り扱っている商品

事例4:住宅街に映えるベーグル専門店のやさしい空間設計

事例4:住宅街に映えるベーグル専門店のやさしい空間設計

住宅街の角地に位置するベーグル専門店の事例です。 商品の主役であるベーグルの陳列棚を引き立てるため、周囲の壁は白で統一。過度な装飾を抑えてすっきりとしたレイアウトに仕上げることで、商品そのものへ自然に視線が向かうように設計されています。
全体の雰囲気を崩さずに統一感を持たせ、やさしく温もりのある店舗イメージを実現した事例です。

・ミラタップで取り扱っている商品

事例5:銀座に映える上質な和空間

事例5:銀座に映える上質な和空間

高級感と静けさを大切にした和の設計が印象的な事例です。

天井に連続する木のルーバーややわらかな光を放つペンダントライトを取り入れ、素材の表情や陰影を活かして派手さではなく品格で魅せるレイアウトがなされています。
利用者が落ち着いて食事を楽しめるよう内装全体にまとまりを生み出し、接待や特別な利用にもなじむ雰囲気に仕上げられています。。高単価な業態や接待を中心とする店舗づくりの手本になるでしょう。

・ミラタップで取り扱っている商品

飲食店の内装を【おしゃれ&良心価格】で実現するには

理想の飲食店内装を形にするには見た目の好みだけで判断せず、動線・素材・予算・業態まで含めて考えるのが大切です。自分のイメージだけで進めると、使いにくさや想定外のコストにつながる場合もあります。
例えば「落ち着いた和モダンにしたい」「狭い店舗でも洗練された印象にしたい」「限られた予算でも質感にはこだわりたい」といった希望は、施工実績が豊富なプロへ相談すると現実的な形へと落とし込みやすくなるでしょう。
今回の事例のように、素材選びや設計次第で店舗全体の印象は大きく変わります。上記の事例で参考になるものがあれば、施工・取り扱い事例が豊富な弊社ミラタップへぜひご相談ください。


2026.5.28更新

※このページの掲載内容は更新時点の情報です。商品仕様や価格表記などは現在と異なる場合がございます。 恐れ入りますが、最新情報はミラタップ(旧サンワカンパニー)オンラインストアにてご確認ください。