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【ペニンシュラキッチンとは?】5分でわかるメリット・デメリット・施工例

映画やドラマで、対面キッチンを目にする機会が増えました。台所というよりインテリアと呼ぶにふさわしいほどおしゃれで、人気も知名度も高くなっています。

今回は対面キッチンの一種である、ペニンシュラキッチンを検討されている方に向けて、ペニンシュラキッチンの特徴や選び方について詳しく解説します。

 


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対面キッチンを選ぶなら?ペニンシュラキッチンの特徴を知ろう

ペニンシュラキッチン

システムキッチンには壁付け型と対面型の2種類があり、ペニンシュラキッチンは対面キッチンの一種です。聞いたことがないという人も多いかもしれません。そこで、まずはその基本的な特徴を押さえておきましょう。

ペニンシュラキッチンとは?

ペニンシュラ(peninsula)とは、英語で「半島」を意味します。キッチン部分が半島のように突き出ていることから、ペニンシュラキッチンと呼ばれています。

四方が壁に接していないアイランドキッチンを、片側だけ壁につけたものと考えるとわかりやすいかもしれません。

対面キッチンはオープンキッチンと呼ばれ、コミュニケーションが取りやすく開放的な空間を演出できるのが魅力です。

その代名詞となっているのが、アイランドキッチンとペニンシュラキッチンになります。しかし、機能面やデザイン面で、ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンとは異なる特徴を持っています。

ペニンシュラキッチンの事例

多様な生活スタイルに対応できるペニンシュラキッチンは、空間の使い方によってさまざまな表情を見せます。実例を通じてその魅力をご確認ください。

イートスペースを備えたペニンシュラキッチン

イートスペースを備えたペニンシュラキッチン

システムキッチン《グラッド45

スタイリッシュなステンレス天板を採用したペニンシュラキッチン。システムキッチンの天板幅を広めに設計してシンク側でも作業がしやすい実用的な設計となっており、モノトーンでまとめられた色使いと直線的なデザインが空間にモダンな印象を与えています。限られたスペースでも、調理スペースと食事スペースを両立させた実用的な事例といえるでしょう。
背面には収納も十分に確保され、機能性とデザイン性を高いレベルで実現しています。

ペニンシュラキッチンでLDKを間仕切る使い方

ペニンシュラキッチンでLDKを間仕切る使い方

システムキッチン《グラッド45

洗練されたモダンデザインで空間を緩やかに区切るペニンシュラキッチンの好例です。オールホワイトのカップボードとステンレスの組み合わせが、清潔感と高級感を演出しています。
シンプルでありながら機能的なこの設計は、限られた空間を最大限に活用しながらくつろぎの空間との融合を実現。料理をしながらも家族との会話を楽しめる、現代的な生活スタイルに適した間取りとなっています。

景色と家事を楽しめるペニンシュラキッチン

景色と家事を楽しめるペニンシュラキッチン

景色と家事を楽しめるペニンシュラキッチン

システムキッチン《グラッド45

自然との調和を意識した、開放感あふれるペニンシュラキッチン。大きな横長窓から緑豊かな景色を取り込み、日常の家事時間を豊かな体験へと変える工夫が随所に散りばめられています。
外の緑を眺めながら料理ができるシステムキッチン《グラッド45》の配置により、家事の時間がより楽しみになる空間づくりを実現しました。窓からの採光と木材の温もりが調和した、居心地のよいキッチン空間となっています。

手元を隠したペニンシュラキッチン

手元を隠したペニンシュラキッチン

手元を隠したペニンシュラキッチン

吹き抜けのリビングに面した開放的な空間に、プライバシーにも配慮したペニンシュラキッチンを設置した事例です。目隠しのあるシステムキッチンとリビングの一体感を保ちながら、作業スペースへの視線を適度に制御する工夫が施されています。
天井の高さを活かした開放的な空間デザインとプライバシーへの配慮を、絶妙なバランスで両立させた好例。木材を効果的に用いた温かみのある空間構成により、くつろぎの時間と実用性を兼ね備えたキッチンを実現しています。

作業スペースを確保した幅広ペニンシュラキッチン

作業スペースを確保した幅広ペニンシュラキッチン

作業スペースを確保した幅広ペニンシュラキッチン

作業スペースを確保した幅広ペニンシュラキッチン

システムキッチン《エレバートEX

夫婦2人で料理を楽しむことを想定した、ゆとりある作業スペースを確保したペニンシュラキッチンの実例。洗練されたホワイトを基調とした空間に、機能性を重視した設計が特徴的です。
2人の動線に十分なスペースと、シンプルで使いやすい機能性を両立させた実用的なセパレートキッチン風の空間をデザインしました。作業効率と快適性を重視した設計により、日々の料理時間をより楽しめる工夫が随所に施されています。

これらの事例が示すように、ペニンシュラキッチンは空間や用途に応じて柔軟なデザインを設計できます。次のセクションでは、その具体的なメリットについて詳しく見ていきましょう。


ペニンシュラキッチンには豊富なメリットがある

ペニンシュラキッチンは、アイランドキッチンの良さを持ちながら、アイランドキッチンの弱点をカバーするメリットがあります。

コミュニケーションが取りやすい対面キッチン

ペニンシュラキッチンは、アイランドキッチンと同様に対面キッチンなので、キッチンに立つ人の視線がリビング側に向くように設置されます。料理中もリビングやダイニングにいる人とコミュニケーションが取りやすいのがメリットといえます。

また、リビングから目を離さずに済むため、小さなお子様がいる家庭では、調理中もその様子が確認できます。緊急時にもすぐに対処できるので安心感が高いでしょう。

効率のよい作業スペース

ペニンシュラキッチンは、L字型やI字型などスペースに応じた形状を選べます。シンク・コンロ・冷蔵庫の動線を最小限に抑えた効率的な配置が可能で、無駄な動きなく調理できるキッチンになります。
特に壁付き部分には背面収納を設置できるため、よく使う調理器具や食器類を手の届きやすい位置に配置できます。

複数人でも使いやすいスペース

2人以上で調理する際も、作業スペースを分けやすいのもペニンシュラキッチンの特徴です。例えば、一方がシンクで下準備をしながらもう一方がコンロで調理する…といった効率的な調理方法も実現可能。カウンター部分を利用して配膳や盛り付けの作業も同時に行うと、より調理が効率的になります。

間取りの自由度が高くバリエーションも豊富

ペニンシュラキッチンは、キッチンの片方を壁付けにするレイアウトなので、比較的限られたスペースにも設置できます。一方、アイランド型キッチンは両サイドに通路を確保する必要があることから、設置に広いスペースが必要となります。

キッチン前部にカウンターを設置すれば、テーブルカウンターのように使うこともできます。

目隠しは意外に重要?

忙しい現代人にとって、キッチンを常にきれいに片付けておくのは簡単ではありません。また、料理や盛り付けなどの作業中に手元を見られるのを嫌う人は多いものです。

パーティションを立てるなどして適度に目隠しすることも可能です。ただし、存在感のあるパーティションを置くと室内が狭く感じられることがあります。

空間の開放感が高い

ペニンシュラキッチンは独立型キッチンと比較すると、開放感があり、リビングやダイニングと一体となった空間を楽しむことができます。

一方、壁付けキッチンは作業中の視線が壁に向くため、作業に集中しやすいのが魅力です。しかし、閉鎖的な空間に置かれるので、空間が狭く感じる方もおられます。

ペニンシュラキッチンのデメリットや注意点についても把握しよう

キッチン選びは、そう何度も経験することではありません。それだけに、設置してから想定外のトラブルが起こるケースも少なくないのです。デメリットや注意点を把握して、対策を立てておく必要があるでしょう。

対策が不可欠?ニオイや煙が広がりやすい

対面キッチンでは開放的なスペースで調理をするため、どうしてもリビングやダイニングにニオイや煙が広がりやすくなります。換気扇を回しても、解消できないことも少なくありません。ソファなどのインテリアにニオイが染み付いてしまうこともあるでしょう。

油はねも起こりやすく、放置すると見た目も衛生上も良くないため、こまめな手入れが欠かせません。ペニンシュラキッチンを導入するなら、ダイニングとリビングの消臭対策と定期的なキッチンの掃除が求められるでしょう。

キッチンが丸見えになってしまう

対面式の特性上、調理中の様子が居住空間から見えてしまうため、手元が見られたくない方にとってはデメリットになるでしょう。
丸見えになるのは調理中だけではありません。キッチンに洗い物を放置したままだと、汚れ物も丸見えになることを頭に入れておきましょう。
手元を隠したペニンシュラキッチンもあるので、気になる方は手元を隠すレイアウトを選ぶとよいでしょう。

下調べが肝心!少なくなりやすい収納スペース

ペニンシュラキッチンで空間の開放感を出したい場合、吊戸棚の収納を設置しない場合があります。吊戸棚がない場合、壁付けキッチンの収納よりもスペースが少なくなるので、注意しましょう。

必要な収納スペースを確保するためには、あらかじめキッチンに置きたいものをリストアップし、収納の計画を立てておくと良いでしょう。

開放感を重視したいなら、キッチンのすき間やワークトップ下のスペースなどを、上手に活用する必要があります。充分なスペースがあるなら、背後に収納棚を置いたりパントリーを設けたりするのも良い方法です。

油はね・水はねには注意が必要

ペニンシュラキッチンはアイランドキッチンと同様、油はねと水はねに注意が必要です。

油はねや水はねが気になる方は、コンロ前が壁になるよう施工前から計画しておくことや、油はねガードを設置しましょう。

【タイプ別】ペニンシュラキッチン以外のキッチン

I型

壁に沿って直線的に設置されるベーシックなタイプ。作業スペースが一直線に並ぶため効率的に動けます。
シンプルな構造で費用を抑えやすく、狭いスペースにも設置可能ですが、リビングとの一体感に欠けてしまうというデメリットがあります。

L型

キッチンがL字型に配置されるタイプ。シンク・コンロ・冷蔵庫の三角形の動線を作りやすく、コーナー部分を収納として活用できます。作業スペースも広く取れるので、2人での調理も快適です。

U型

三方を囲むU字型のキッチンは、大容量の収納が確保できて作業効率も高いのが特徴。シンク・コンロ・冷蔵庫の距離が近いので、無駄な動きを省けます。ただし、設置には十分な広さが必要です。

アイランド型

四方が壁から独立した島(アイランド)のようなキッチンは360度からアクセス可能で、開放感にあふれているのが魅力です。
インテリア性も高く、存在感のあるキッチンを実現可能。ただし、設置スペースと費用面での制約があるのがデメリットです。

セパレート型

調理スペースと水回りを分離したキッチンは複数人での作業がしやすく、機能別にもフィットする配置が可能です。
水はねや油はねの影響を最小限に抑えられるものの、水回りと調理スペース間を頻繁に移動しなくてはならない点はデメリットといえるでしょう。


ペニンシュラキッチンを選ぶときのポイントとは?

スペースと間取りに余裕はあるか

開放的な空間を演出するペニンシュラキッチンの魅力を最大限に引き出すためには、十分な空間の確保が必要。一般的な壁付きキッチンと比べるとより広いスペースが必要となります。
理想をいえば、複数人での使用を想定して120cm以上の通路幅を確保したいところ。一人で作業する場合でも最低80cm〜90cmは必要となります。
使い勝手のよさを考え、冷蔵庫までの動線は2-3歩(約120cm)以内に収めると日々の料理や食材の出し入れがスムーズになります。

マンションでの設置を検討する場合は、床下が共有部分となるため管理組合への確認が不可欠。配管位置の変更を伴う工事では、壁や梁などの建物の構造上の制約を確認しておく必要があります。
その他にも、配管スペース・排水管勾配の確保など技術的な検討項目が増えるでしょう。工事中の音や振動による近隣への影響も考慮すべき重要なポイントです。

理想のキッチン空間を実現するためには、これらの要件を総合的に判断し、無理のない計画を立てることが大切です。
プロの目線からのアドバイスを受ければ、より確実な判断が可能になるでしょう。

ペニンシュラキッチンに向いているタイプか

インテリア性の高い開放的な空間づくりを楽しみたい方に、ペニンシュラキッチンはぴったりの選択です。壁で仕切らない構造は、リビング全体に開放感をもたらし、洗練された住空間を演出できます。
一方で、料理に没頭したい方には周囲の視線を気にせず集中できる壁付きI型キッチンがピッタリ。調理時の匂いや音が気になる方には独立した個室型キッチンが快適でしょう。また、コストパフォーマンスを重視する方にはシンプルで機能的なL型やU型キッチンが選択肢として挙げられます。
ライフスタイルは家族構成や年齢とともに変化していきます。現在の生活スタイルだけでなく、将来の変化も見据えてキッチンを選択していきましょう。

設備は整っているか

作業スペースは奥行き80cm以上を確保したいところです。作業台の高さは使用する方の身長に合わせて設計しましょう。
一般的な目安としては、身長÷2+5cmだといわれています。
電気設備の計画も重要なポイントです。まず、十分な数のコンセントは必要不可欠。数だけでなく、配線を考慮したコンセント位置も重要です。作業に適した明るさを確保する照明計画や調理器具の電源確保など、細かな配慮が快適なキッチンワークを支えます。
また、収納は使い勝手の良さを左右する重要な要素。キッチン下部の引き出し式収納や背面の収納キャビネット・パントリースペースなど、用途に応じた収納を効率的に配置しましょう。デッドスペースを有効活用すれば、より多くの収納容量を確保できます。
設備の安全性と快適性を両立させる工夫も忘れずに。シンクガードや油はねガードの設置は、見た目の美しさを保ちながら調理時の水はねや油はねから周囲を守ります。効率的な換気システムや耐水性・耐久性に優れた床材を選ぶようにすれば、長期にわたって快適に使用できる空間が実現するでしょう。

予算内に収まるか

ペニンシュラキッチンはグレードや仕様によって費用が大きく変動します。しかし、適切な計画であれば予算内での理想的な空間づくりは十分に可能です。
リフォーム工事内容を検討する際は、給排水管の位置変更や電気配線の増設といった追加工事の可能性を考慮する必要があります。床材や壁材の張り替えなど内装工事の範囲によっても費用は変動するので、業者へ確認するようにしましょう。給排水設備・電気・ガス設備工事など法令で定められた資格が必要な工事が多く含まれるため、DIYでの施工は避けて必ず専門の業者に依頼することをおすすめします。

具体的な予算計画では、既存キッチンの解体・撤去費用から、新規キッチン本体・設備機器の費用・各種工事費用・内装材料費・収納等のオプション費用まで、細かく試算するのがおすすめです。予期せぬ追加工事に備えて、総予算の10-15%程度の予備費を確保しておきましょう。


ペニンシュラキッチンを予算内で設置する方法

ペニンシュラキッチンの費用相場を知ろう

ハイグレード(250万円以上)

高級感と機能性を追求したプレミアムモデル。人造大理石やガラスなどの高級素材を使用してデザイン性と耐久性を両立しています。
全自動の食器洗い機や最新式IHクッキングヒーター・大型レンジフードなど、ハイスペックな設備を標準装備。収納も豊富で、電動昇降棚やソフトクローズ機能付き引き出しなど、快適性を重視した設計となっています。

スタンダード(180-220万円)

実用性とデザインのバランスが取れた一般的なモデル。メラミン化粧板やステンレスなど、メンテナンスのしやすい素材を採用しています。
基本的な食器洗い機やIHクッキングヒーターのほか、高機能レンジフードまでを標準装備。収納も必要十分な容量を確保し、使い勝手のよい引き出しタイプが多く見られます。

シンプル(150万円以内)

必要な機能を絞り、コストパフォーマンスを重視したモデル。掃除のしやすいホーローやステンレスを中心とした実用的な素材が使われています。
ガスコンロや標準的なレンジフードなど、基本的な設備を採用。収納は引き出しと棚の組み合わせで必要最低限のスペースを確保しています。シンプルながら、日常使いに十分な機能といえるでしょう。

【FAQ】キッチンに使える補助金・助成金・ローン

Q.子育てグリーン住宅支援事業はキッチンリフォームだけでも申請できる?

A. キッチンリフォーム単独では補助金の対象とはなりません。この制度は住宅の省エネ性能向上を主な目的としているため、外壁・屋根・床などの断熱改修工事やエコ住宅設備のような省エネ工事と組み合わせることが必要です。例えば、ペニンシュラキッチンの設置と同時に、二重窓への交換や高性能エアコンの導入を行うといった工事プランが対象となります。
この制度は新築・リフォームいずれも対象で、以下の条件を満たす必要があります。

  • 一定の省エネ性能基準を達成すること
  • 工事着工前に申請を行うこと
  • 登録事業者による施工であること

補助額は対象工事費の上限60万円です。詳細な条件や申請方法については、国土交通省の「子育てグリーン住宅支援事業」ページをご確認ください。

※参考:「子育てグリーン住宅支援事業について」|国土交通省https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000290.html

Q.子育てグリーン住宅支援事業はキッチンリフォームだけでも申請できる?

A. キッチンリフォーム単独では補助金の対象とはなりません。この制度は住宅の省エネ性能向上を主な目的としているため、外壁・屋根・床などの断熱改修工事やエコ住宅設備のような省エネ工事と組み合わせることが必要です。例えば、ペニンシュラキッチンの設置と同時に、二重窓への交換や高性能エアコンの導入を行うといった工事プランが対象となります。
この制度は新築・リフォームいずれも対象で、以下の条件を満たす必要があります。

  • 一定の省エネ性能基準を達成すること
  • 工事着工前に申請を行うこと
  • 登録事業者による施工であること

補助額は対象工事費の上限60万円です。詳細な条件や申請方法については、国土交通省の「子育てグリーン住宅支援事業」ページをご確認ください。

※参考:「子育てグリーン住宅支援事業について」|国土交通省https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000290.html

Q.ほかにはどんな補助金が使えるの?

A.キッチンリフォームに活用できる主な補助制度としては以下の2つがあります。

  • 長期優良住宅化推進事業
    住宅の長寿命化と性能向上を目的とした補助金制度です。キッチンリフォームの場合、浴室・トイレ・玄関の改修工事との同時施工が必須。ペニンシュラキッチン工事で補助制度を受けるのであれば、浴室の段差解消や手すりの設置を行う場合が該当します。
    補助額は対象工事費の1/3で上限80万円。工事前の計画的な準備と、専門家への相談が重要なポイントです。
  • 居宅介護(介護予防)住宅改修費
    バリアフリー改修と併せてキッチンのリフォームが補助対象となる制度です。バリアフリー化に伴う間取り変更の中でペニンシュラキッチンの設置も可能ですので、バリアフリー化を考えているのであれば活用の価値があるでしょう。
    対象としては、要支援・要介護認定を受けている方が対象でケアマネージャー等の有資格者による「理由書」の作成が必須で、支給限度額は要介護度に関わらず20万円です。
    また、この制度は原則1回限りの利用となるため、将来の介護ニーズも考慮して計画的に活用するようにしましょう。

これらの制度は組み合わせて利用できる場合もありますので、専門家に相談しながら活用方法を検討することをおすすめします。

Q.予算確保の方法を知りたい

A.リフォームローンを活用できます。

  • リフォームローンその1:銀行系リフォームローン
    ・金利:年1.5%~4%程度
    ・融資額:10万円~1,000万円
    ・返済期間:最長10年
    ・メリット:低金利で長期返済可能
  • リフォームローンその2:リフォーム会社提携ローン
    ・金利:年3%~8%程度
    ・融資額:50万円~500万円
    ・返済期間:1年~10年
    ・メリット:手続きが簡単、審査が比較的緩やか
  • 選び方のポイント
    ・複数の金融機関で金利を比較
    ・返済期間は収入や年齢を考慮して設定
    ・諸費用も含めた総支払い額を確認
    ・繰り上げ返済が可能か確認

多くのリフォーム会社が提携ローンを用意しており、見積りから融資相談まで一括で対応できます。
ただし、金利を高めに設定している会社もあるため、まずは銀行の一般的なリフォームローンと比較検討するのをおすすめします。
詳しい情報は別記事「リフォームで住宅ローンは借りられる?【3分で解説】」でご確認ください。

webで簡単見積りをしてみよう

ミラタップの「WEB見積りシステム」では、24時間いつでもご自宅のパソコンやスマートフォンから希望のキッチンプランの見積りが作成できます。
まずは金額を確認しながらお好みのキッチンプランをご確認ください。プランを作成次第、ご購入のための正式なお見積り依頼や設計にお使いいただけるCADデータの作成に進みます。
プランニングの流れとしては、ペニンシュラキッチンをはじめとしたキッチンのスタイルからサイズとカラーを選択し、その後コンロや水栓などの機器・オプションを選択して配送方法を選択すると概算金額が確認可能となります。
基本的なプランから高級仕様までさまざまなバリエーションのキッチンを空間イメージからプランニングでき、見積り内容も保存できるため、ご家族に相談しながらじっくり健闘してみてください。お近くのショールームに見積り書をお持ち頂ければ、スムーズにご案内いたします。

公式サイト内にはバーチャルショールーム機能があり、360度表示でキッチンを閲覧可能。とくに東京ショールームはさまざまなサイズやタイプを設置しており見応えがあります。
まずは気軽にWEB見積りで理想のキッチンプランを探してみてはいかがでしょうか。専門スタッフによるサポートも充実していますので、不明点があればお気軽にお問い合わせください。


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