建材・住宅設備の通販ならミラタップ >

【手すりの教科書】種類・選び方からおしゃれな施工事例、補助金まで徹底解説

【手すりの教科書】種類・選び方からおしゃれな施工事例、補助金まで徹底解説
目次 開く

設置前に押さえたい【手すりの基礎知識】

手すりの役割

「手すり」は、日々の暮らしに安心と快適さを添える大切なパートナーです。主な役割は、立ち座りや移動を支える「動作補助」。体重を預けることで足腰への負担を軽減し、段差のある場所でもスムーズな移動を叶えます。 また、転倒や転落を防ぐ「安全対策」としても不可欠です。高齢の方はもちろん、小さなお子様や妊娠中の方、怪我をされた時など、家族全員の「万が一」を守ります。
最近では、手すりを「空間を引き締めるインテリア」として取り入れる方も増えています。デザイン性の高い製品を選べば、バリアフリー感を感じさせない、洗練された住まいを実現できるでしょう。

手すりの種類(形状別)

手すりにはさまざまな種類があり、形状によって役割や適した場所が異なります。

水平手すり

地面と平行に取り付けるタイプで、廊下や階段の壁面、玄関から居室へ続く動線などに多く使われます。手を滑らせながら移動でき、長い動線でも安定感をキープします。途切れることなく設置すれば、転倒リスクを大きく減らせます。壁に沿ってすっきり設置できるため空間を圧迫しにくく、インテリアとしてなじみやすい点も魅力です。

I型(縦型)手すり

床に対して垂直に設置するタイプの手すりは、玄関やトイレでの「立ち上がる」「座る」といった上下運動を強力にサポートします。省スペースで設置可能です。

L字手すり

水平手すりとI型(縦型)手すりの機能を組み合わせた形状で、縦と横の動きを一つでカバーします。「立つ→向きを変える→歩き出す」という動作が続くトイレや浴室に最適です。

傾斜手すり

階段やスロープの傾斜に合わせて設置します。昇り降りの際に体重移動を自然に助け、踏み外した際のとっさの支えになります。

素材の種類と特徴

木製

温かみがあり、北欧風や和モダンにマッチ。手になじみやすく、冬場も冷たさを感じにくい・表面に適度な摩擦があるため滑りにくい・しっかりと握りやすい点もメリットです。廊下・階段・トイレ・寝室まわりなど屋内全般で使いやすく、見た目と使い心地のバランスに優れた素材といえます。

金属製(ステンレス・アルミ)

スタイリッシュで耐久性抜群。サビに強いため、水回りや屋外アプローチに最適です。シャープでスタイリッシュな印象があり、モダンな住宅や外観デザインのアクセントとしても人気のある素材ですが、冬場は冷たく感じやすいので、設置場所や使用頻度を踏まえて選びましょう。

樹脂製

樹脂製の手すりは軽量で施工しやすく比較的コストを抑えられる点と、カラーが豊富でインテリアに合わせやすい点が特徴です。
冬場でも冷たさを感じにくく、滑り止め加工が施された製品も多くあります。機能性を重視しつつ、デザインにもこだわりたい場合に適した素材といえるでしょう。


安全とデザインを両立する「手すり」の取り入れ方

【場所別】手すりの設置で後悔しないためのポイント

階段・廊下

階段には「傾斜手すり」、踊り場や廊下には「水平手すり」を組み合わせて設置すると、移動中ずっと体を支えられるため安心感がアップします。途切れることなく「連続して」設置するのが鉄則です。途中で手すりがなくなると、そこでバランスを崩してケガをする危険性があるためです。
高さは床から75~85cmくらいが目安ですが、ご家族の身長に合わせて微調整を。太さは細すぎず太すぎず、握ったときにしっかり力が入るかを意識すると安心です。
細身のアイアンでスタイリッシュにしたり木製でやさしい雰囲気にしたりと、インテリアに合わせて素材を吟味すると空間になじみやすくなります。

玄関

靴の脱ぎ履きの際には、縦型やL字型の手すりがおすすめ。座っての脱ぎ履きの際でも、座る、立ち上がる、歩き出すトータルで助けてくれます。高さは腰から胸のあたりを目安に、実際の動きをイメージしながら決めるとよいでしょう。
家の「顔」でもある場所なので、アイアン素材やブラック系のカラーを選べば空間がキュッと引き締まり、インテリアのアクセントとして玄関をおしゃれに演出できるでしょう。

浴室

浴室は家の中でも特に滑りやすい場所なので、安全性を最優先に考えたいところです。滑り止め加工付きの樹脂製や水に強いステンレス製を選ぶとよいでしょう。
浴槽への出入り用・洗い場での立ち座り用など、実際の動線をシミュレーションして複数配置するのがおすすめです。

トイレ

立ち座りを助ける「縦」と姿勢を安定させる「横」の機能を兼ねたL字手すりや水平手すりの組み合わせがおすすめです。設置位置は便器との距離や利き手を意識するとよいでしょう。
素材は肌触りのよい木製や手入れが楽な樹脂製がおすすめ。壁紙の色と合わせれば生活感を抑えられ、ホテルのような上質な空間を維持できます。

屋外(アプローチ)

雨風や紫外線にさらされる屋外の手すりは、耐候性に優れた素材選びがカギとなります。アルミやステンレスなど耐候性の高い素材を選びましょう。高さは地面から75~85cmほどを目安にすると、体を預けやすくなります。
外構(門扉やフェンス)と色を揃えると、家全体に統一感が生まれます。直線的なデザインならモダンでシャープに、曲線を取り入れればやわらかくエレガントな印象に仕上がります。

 

手すりを用いたおしゃれな施工例3選

手すりを使ったおしゃれな事例1.黒アイアンが描く、アートのような階段空間

手すりを使ったおしゃれな事例1.黒アイアンが描く、アートのような階段空間

吹き抜けの開放感を活かしつつ、スリムなアイアン手すり《FLAT9》でエッジを効かせた事例。
ブラックのアイアンがモダンなアクセントとなり、階段そのものがまるでアートのような存在に。直線的なラインが、階段を単なる昇降手段から「魅せるインテリア」へと昇華させています。

・ミラタップで取り扱っている商品

手摺(手すり)《FLAT9》

手すりを使ったおしゃれな事例2.家具のように空間へ溶け込む機能美

手すりを使ったおしゃれな事例2.家具のように空間へ溶け込む機能美

トイレ空間に木製の手すり《ハンドレールサポートバー》(廃盤)を取り入れた、まるで家具の一部のように自然に溶け込む事例です。
「いかにも手すり」という印象を払拭した、ミニマルな木製デザイン。壁面と調和し、トイレを落ち着きのあるプライベート空間に仕上げています。

・ミラタップで取り扱っている商品

手摺(手すり)《ハンドレールサポートバー》(廃番)

手すりを使ったおしゃれな事例3.ミニマリズムを極めた、日常に寄り添うI型手すり

手すりを使ったおしゃれな事例3.ミニマリズムを極めた、日常に寄り添うI型手すり

トイレ空間に木製の手すり《ハンドレールサポートバー》(廃盤)を取り入れた、まるで家具の一部のように自然に溶け込む事例です。玄関アプローチに設置された、極限までシンプルを追求した手すり。細身で主張しすぎないフォルムは限られたスペースでも空間を圧迫せず、安全性とデザイン性を両立。日常の動きをサポートしながらさりげなく空間全体を引き締めてくれます。

・ミラタップで取り扱っている商品

手摺(手すり)《FIT RAIL》


費用を抑えて賢く手すりを設置する方法

手すり設置に利用できる補助金・助成金を活用する

介護保険(高齢者住宅改修費用助成制度)

要介護・要支援認定を受けている場合、最大20万円(自己負担1〜3割)の補助が受けられます。ただし「着工前の申請」が必須ですので、ケアマネジャーなどに計画段階で早めに相談しておきましょう。

※参考:介護保険における住宅改修|厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/general/seido/toukatsu/suishin/dl/07.pdf

みらいエコ住宅2026

省エネ改修などを支援する補助制度「みらいエコ住宅2026」。バリアフリー改修として便所・浴室・玄関やそれらを結ぶ経路への手すりの設置が補助対象となる場合があります。ただし、工事を伴わない据え置きタイプは対象外となる点に注意が必要です。
補助額は対象工事の合計額で決まり、住宅のタイプなどにより上限は40万~100万円とされていますが、原則として1申請あたりの合計補助額が5万円未満の場合は申請できません。申請は工事施工業者が行う仕組みのため、制度に対応できる業者へ依頼するようにしましょう。

※参考:みらいエコ住宅2026事業(Me住宅 2026)の内容について |国土交通省 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001973597.pdf


2026.1.29更新

※このページの掲載内容は更新時点の情報です。商品仕様や価格表記などは現在と異なる場合がございます。 恐れ入りますが、最新情報はミラタップ(旧サンワカンパニー)オンラインストアにてご確認ください。